棚からまるがお

ぼたもちよりは役に立ちます in ブリュッセル

肌荒れを乗り越えました

ベルギーに引っ越してから、少し肌が荒れました。環境の変化に伴うストレスとか、乾燥とか、食べ物の変化とか(大豆製品から疎遠になる)、いろいろ考えられる原因はありますが、一番は水です。硬水。最初の1週間、ホテル暮らしだったときはさほどだったのですが、アパートに入居してから一気にきました。なんとなく、水の硬度がホテルよりアパートの方が高いような気がします。水を肌の上にのせて、少し強めにこすると、ざらっとします。通称カルキ。石灰です。蛇口に水滴がついているとそれが乾燥して石灰が残ります。理科の実験みたい。ですが、これを掃除しないと排水溝がつまったり、蛇口が不調になるので大変です。

肌の話に戻ります。去年の秋、ベルギーが硬水であることを知ってから、水で顔を洗わない生活をしていました。具体的には、夜の洗顔をカット。オイルでクレンジング、それをお湯で流すだけで終了。朝は少し水で流すだけ。結果的に肌の水分量がちょうどよくなって化粧ノリがめちゃくちゃよくなりました。これまでいらんことしてたんやなあと。

で、ベルギーにきてからもそんな感じで続けていたのですが、お湯で落ちる(お湯でしか落ちない)フィルムタイプのマスカラを持ってきてしまったので、どうしても硬水を顔にあてなければならない日々が続き、気づけば顔ににきびが。しかも一気に3つ。私の場合、肌が乾燥するとにきびになります。日本にいるときからずっと同じスキンケア製品を使っているのに急に肌が乾燥するということは、保湿がうまくいっていないということ?そう思ってお風呂上りに肌を触ると、確かに化粧水が入っていないような。

 

いろいろ考えた結果、顔にある程度の油分がないと化粧水が入らないという、かの有名なアルビオンが提唱する説を思い出し、ブースターでオイルをぬった後に化粧水で保湿という方法を考えました。下手にこちらのスキンケア製品に手を出すのは怖いし、なにより日本で爆買いしたスキンケア製品を船便で持ってきたのでそれを使わないともったいない。それにシンプルなオイルなら、顔に合わなくても身体に使えば無駄になりません。

日本ならかつて愛用していたマークスアンドウェブやコスメキッチンにかけこむところですが、どちらもこちらには店舗がないので、とりあえずカルフールで売ってるこちらのオイルを買ってみました。

クナイプのアルガンオイル。1000円しないくらいで買えました。日本より少し安いですか?(日本では買ったことない)あとから調べましたが、これと全く同じものは日本にはないみたいです。

中身。

使い心地は、いたって普通のオイル。ココナツ系の甘い匂いもするし、やすらぎます。

お風呂上り、顔の水滴をタオルで軽くふいて、3滴くらいのオイルをてのひらにのばして顔になじませます。そしてそのあとに化粧水、乳液。これだけで全然違います。オイルを使い始めてから肌がやわらかくなって、化粧水をつけたあとに肌がひんやりするあの感じが戻ってきました。「ああ、あれが肌のごわつきというやつやったんか」と実感。

2~3日続けていると、元通りの肌に戻ってきました。朝の化粧ノリが全然違う。周りの奥様方は結構すっぴんで過ごしている人もいるのですが、私はすっぴんで眉毛がないのでそんなことできないし、たまに出る太陽から降り注ぐ紫外線がものすごい気がして、ファンデーションを塗らずして外には出れないので本当に治ってよかったです。

 

ちなみに、スキンケア製品、ベースメイク用品は日本で爆買いしてきました。一時帰国の予定があるので、少なくともそのころまでやりくりできる量ということで考えました。

  • 無印良品マイルドクレンジングオイル 400ml 4本
  • 日本酒の化粧水(しっとり)500cc 4本
  • 豆乳イソフラボン乳液 150ml 5本
  • 化粧下地 アルビオンホワイトシフォンルミナスプライマー 5本
  • ファンデーション NARSベルベットマットスキンティント 3本
  • ファンデーション アルビオンホワイトシフォンルミナス 1つ

下地はコントロールカラーもかねていて、SPFもしっかりしているのでいつもちょっとしっかり目につけてます。なので多め。NARSのスキンティントはあほみたいにコスパがいいので、たぶん買いたす必要はないんじゃないかと思ってます。パウダーファンデーションはたまに気分転換でつけたり、しっかり目に仕上げたいときにNARSの上からぬったりするだけなので少な目です。

化粧水と乳液が若干足りなくなる恐れがあります。ちょっと怖い。でもけちるとよくないので、日本から輸送してもらうことも視野にこれまでどおり使おうと思います。ちなみにコットンも無印のやつを4パックくらい持ってきました。こちらでもコットン美容が浸透しているのか、結構な種類が売ってますが、やたらとサイズが大きかったり、一つ買ってみたやつは肌触りがむちゃくちゃ悪かったです。なんか座布団カバーで顔ふいてる感じでした。日本のやつを持ってきて正解。

 

話のつきないスキンケア談義。今年の春夏コレクションも気になりますが、買えないので各社のウェブサイトは見ないようにしています。男性のみなさんつまらん話ですみません。

またあしたからもがんばっていきましょう。