棚からまるがお

ぼたもちよりは役に立ちます in ブリュッセル

ドイツがめっちゃ好きになった

昨日初めてドイツに行きました。車で。車で海外旅行です。これぞベルギーの本気。ドイツはこれまであまり縁のない国でした。第二外国語はフランス語だし、あんまりサッカー知らないし。一万人の第九に参加したときに、歌詞がドイツ語だったくらい。

きのうは日帰りで、ドイツの西側、かなりベルギーよりのケルンという街に行きました。ケルン大聖堂のあるところです。世界史知識ゼロの私でも知ってる観光地というだけあって、かなりの人でした。日本人もちらほら。

お昼は、旅行サイトで高評価のついているお店で、ソーセージとフライドポークを食べました。もちろんそれぞれにてんこもりのフリットつき。なんかもう「つき」っていうか、完全に主役を奪いに来ている量でした。でも揚げたてでめちゃくちゃおいしかった。最初ドイツ語のメニューがでてきて、全く理解できず夫と二人で白目をむいていると、腕に入れ墨の入ったいかついおばちゃん?お姉さん?が英語のメニューをくれました。助かった。見た目で判断しちゃいかんですね。ベルギーでも腕全体に入れ墨彫りまくってるお兄さんがめちゃくちゃ優しい笑顔で子供を抱きかかえていたりします。

あとは現代美術館に行って、駅ナカでコーヒー飲んで、帰りにスーパー寄ってご当地な食べ物をいくつか調達して帰ってきました。ゆる旅。

買ったもの。お決まりのソーセージに、歯磨き粉みたいなケチャップ。左下はペットボトル入りのビール。なんとなく感じる視線は山羊チーズのパッケージ。右上はヘーゼルナッツパウダーとアーモンド、どちらも1ユーロくらいでした。とどめにワッフル、これだけ入って1.5ユーロとか。どれもこれもベルギーより安くて感激。

山羊チーズは濃厚な味でおいしかった。ピザっぽい風味がつけてあるもので、ハムと一緒にパンにはさんで食べました。

片道2時間ドライブで、500キロほど走行したらしいです。帰りにガソリンランプが点灯するアクシデントもありつつ、無事帰ってこれました。ドライバーの夫に感謝。また別のエリアにも行ければいいなと思います。ドイツ語わからんけど。

 

昨日気づいたのですが、ドイツ人女性はわたしの好みのタイプど真ん中でした。コーヒー飲みながらずっと見てました。黒、グレー、カーキを基調としたモノトーンファッションに身を包み、きりっとかっこいい見た目、聡明で気の強そうな目つきに話し方。最高。強そうな感じがたまらない。ドイツ人になりたいと思いました。パリジェンヌとかに言わせれば、機能性を重視するあまり、地味でおしゃれからほど遠い恰好とされるドイツ人女性のファッションですが、私はめっちゃ好み。ていうか、実際極寒ドイツで石畳の道を歩けば、ちゃらちゃらしてらんねえわという気持ちもよくわかります。ヒールなんて履いてたらまともに歩けないよ。

語学学校で一緒に学んでいるおばちゃんもそうですが、本当の意味の「大人の女性」を感じます。細かいことでやいやい言わないけど、頭がよくて正義感が強くて、ちゃんと場をわきまえられる、みたいな。かっこいい。

次買い物に行ったら、ドイツ人女性スタイルを意識して服を選んでみようと思います。