棚からまるがお

ぼたもちよりは役に立ちます in ブリュッセル

ポテトチップスがなくなりません

約1週間前、夫がXLサイズのポテチを買ってきました。欧米によくある「Lay's」というブランドのポテチうすしお味(Naturelって書いてます)。日本でも輸入食品とかのお店にあったような気がします。

同じようにこちらに赴任している日本人の先輩方がもれなく爆ハマりしているそうで、夫が「食べたことない」と言ったところ、「まじで?!?!ありえなくね?!」みたいな感じだったらしく、物は試しと買ってみたそうです。その先輩方いわく、袋を開けて食べ始めるととまらなくなってすぐになくなるとのことで、「俺一晩でいけるかもしれん」と豪語する強者もいたそうです。確かに日ごろスーパーで買い物していても、味違いを3つ4つ(全部XLサイズ)買っている人をよく見かけますし、いつ行ってもポテチの棚は充実しています。私としてはもっと魚コーナーを充実させてほしいけど!!!

 

 

で、そんなにおいしいのか!日本人が言うなら間違いない!と思って食べてみたのですが・・・・

 

 

 

 

いたって普通のうすしお味。

むしろ日本のものより塩味が濃くてそんなにたくさんは食べれない味。確かにじゃがいもがおいしいからか、おいしいはおいしいんですが、、そんなに言うほどでもなくないか・・・?

 

と、微妙な顔をしていると、夫も同じ感想だったようです。

あれほど「すぐ食べきってしまう」とごり押しされてましたが、我が家では1週間たってもなくなりません。あと4分の1くらい残ってます。そういえばもう少し前に買ったプリングルスも、2人で1本(数え方があってるか微妙ですが筒に入ってるので)食べきるのに1週間以上かかりました。まあ太らなくていいか。

 

と、思いきや。

アパートに入居してすぐの頃から、とあるチョコレートクッキーを超リピートしています。オーマイゴッド。大き目のチョコチップがごろごろ入ってるクッキーの底面にまでわざわざチョコレートを塗ってくださっている代物で、そのおいしさと罪悪感と絶妙な食べにくさ(手で持つと底面のチョコが若干溶けてくる)に病みつきになっています。しかも8枚入りで1ユーロちょっとの破格。日本だと298円くらいしそう。カロリーが怖いので1日2枚までと決めて確実に遵守しています。きっと大丈夫(だと信じている)。

 

こちらは料理に甘味(日本でいうところの砂糖やみりん)をほぼ使わないので、当初は甘いもの、果物とかの甘さではない「砂糖の甘さ」がすごく恋しくなりました。とはいえお菓子ばかり食べていられないので、最近は朝のパンにはちみつをぬったり、自分で製造したあんこ(クリームチーズとめっちゃあう)をぬったりして欲求を満たしています。意外とそれでいけてます。照り焼きとかおひたしとか、砂糖やみりんを使った和食は恋しくなりますが、それは甘味というよりも純粋な和食への想いという感じです。

砂糖の中毒性はよく言われる通りですが、日本人は日常の食事で一定量の砂糖を摂取しているからこそ、お菓子やケーキをばくばく食べずに済んでいるのかなあとなんとなく思います。ベルギーを含む欧米諸国の場合、日常の食事が基本的にほぼ塩味なので、その反動でめちゃくちゃ甘いお菓子やケーキのニーズが高いのだと思います。

 

ポテチの話のはずが砂糖の話になってしまいました。ポテチの爆買いの理由は結局よくわかりませんが、とにかく食べ過ぎには注意したいと思います。

 

またあしたからもがんばっていきましょう。