棚からまるがお

ぼたもちよりは役に立ちます in ブリュッセル

語学学校の話

ぴったり1週間、更新をお休みしておりました。楽しみにしてくださっている方がもし仮にいたとすれば申し訳ございません。先週、月~水はブログを更新する間も惜しいほどのリアルガチ充実、木~日は一変体調不良でダウンというジェットコースターウィークでした。

なお現在体調は全快です。木曜に語学学校の授業で悪寒を感じたのですが、その日がすこぶる冷え込んでいたこともあり、そのときは寒さのせいだろうくらいに思っていました。しかし、午後に調子に乗って食べたチキンラーメン的なものを夜になっても一切消化できていない胃袋の様子から、「こりゃやばいな」と自覚。早めに就寝したものの、深夜に目覚め嘔吐。翌日金曜はおそらく発熱(体温計がないので不明)があり、終日完全ダウン。金曜夜にいそいそと自分で作ったにんにく味噌汁が効いたのか、土曜昼には普通に歩けるようになり(恐ろしいことに金曜はまともに立てなかった)、日本から8時間遅れで恵方巻を食べ、昨日日曜には完全復活するも若干の降雪が見られるほどの寒さだったので、1日家に引きこもりました。ただ今こちらは月曜朝ですが、このあと3日ぶりに外に出ます。なんかもう緊張。それにしても、謎の嘔吐、謎の発熱と、医者に診てもらっていないのですべてが謎なままですが、軽度?なものですぐに治ってよかった・・・・こっちの女子たちに感化されて、かっこつけてくるぶし丈の靴下ばっかり履いてたから冷えたのかな。もう立派にBBAの年齢なので、気を付けようと思います。木曜金曜と飲み会だったにもかかわらず帰宅後に食器を洗ってくれたり、週末買い物に行ってくれたりとわたしの引き込もりにつきあってくれた夫に感謝感謝です。駐在中の夫にサポートされてどうするんだ、って話ですが。

 

さて、体調の話でも少し触れましたが、1月中旬から語学学校に通っています。便宜上学校といってますが、こちらで有名なルーヴェン大学が運営する語学学習施設、という感じです。学生のみでなく、すべての人に開放されていて、少人数制の質のいい語学教育が受けられます。週2回午前中の授業、教材費込みで(辞書とかは己で準備する必要ありますが)、半年で15万円ほどだったと思います。一か月2万5千円だと考えると、日本でいうちょっと奮発したお稽古ごとくらいでしょうか。公文式のお月謝よりちょっと高いくらい。私はフランス語ですが、英語やオランダ語、日本語のクラスもあるようです。

普通1年の滞在でも、こちらに来てしばらくしてから申し込む人が多いようなのですが、私の場合生活にメリハリをつけるためにも一刻も早く学校に通いたかったので(語学が好きというのもある)、まだ日本にいる去年の11月頃にインターネットで申し込みました。日本の場合、住所の証明書見せろだの申込書かけだのいろいろ手続きがありそうですが、ベルギーはその辺かなりシンプルで、「お金さえ払ってくれたら誰でも受けていいよ」みたいなスタンス。申込当時まだこちらの家が決まっていなかったのですが、事情を話すと「いつでもいいし決まったら教えてー」という返信でした。ゆるい。結局決まった家が、学校から少し離れた場所になってしまったので、現在は週2日朝4kmほどのウォーキングをしています。市民ランナー向けの遊歩道的なところをずーーーーっと歩いていく感じなので、信号もなく快適なウォーキングタイムで結構気に入っていますが、たまにリードのついていない犬(しかもおっきいタイプの犬)がすさまじい速さで横を駆け抜けるという、スリルも感じられるコースです。帰りは歩いたり、学校が地下鉄の駅すぐなので、そのまま地下鉄で街へ買い物に出たり。やはりなにかしら決まった予定があると、そこにプラスプラスしていろんな予定がたてられるのでいいですね。

学校に関する情報はこんなところです。で、事前にクラス分けのテストがあり、初日の最初の1時間で実際のスピーキングのレベルを見られ、最終的なクラスが決まります。私のクラスは中級。ある程度聴けるし話せるけど、細かい文法事項や難易度の高い語彙はまだまだな人たちの集まりです。ちなみにもう一つ上の中上級になると、スムーズに話せることが前提で、話している最中の文法ミスや語彙について先生が少し解説を加えてくれる、程度のことになるようです。これはだいぶレベル高い。フランス語では無理。授業の使用言語はフランス語です。フランス語でフランス語を習います。

クラスのメンバーは、

  • 先生(ベルギー人女性、54歳くらい、スリムでおしゃれなおばちゃん、めちゃくちゃテンションが高い、何色と言い表していいのかよくわからない色の服を着ている、パリに住んでたこともある、教えるプロ感がすごい)
  • Dさん(ブルガリア人女性、ぱっと見で同世代かなと思っていたらまさかの40歳だった、子供がいる、いつも私好みなブルー系のシャツを着ている、もちろん肌はブルベ冬、おそらく普段はロシア語、あまり口を開けずに早口で話すので怖いが実はたれ目、無駄に多くを語らないところが自分と似ていると感じる、フランス語よくできるけど発音がロシア語によりすぎて謎なことがある)
  • Kさん(チリ人女性、旦那が研究者らしく私と同じように帯同している、子供がひとりいて現在第2子妊娠5か月、黒髪、勝手なイメージだがTHEスペイン語話者という陽気さとイントネーション、英語も話せるので授業中つい英語が出てしまいてへぺろしているのをよく見かける、休憩中絶対なんか食べてる、にぎやかなので豪快な性格かと思いきや意外に字は小さい)
  • Cさん(ベトナム人女性、大学院生、こちらの大学で建築系の勉強をしていて本業のかたわらフランス語も勉強している、めっちゃちっこくてかわいい、家族が世界中に散っているインターナショナルファミリー、英語もわかる、なんかもうすんごい几帳面なのが伝わってくるメモの取り方、先週末わたしの近所に引っ越すと言っていた)
  • Fさん(ドイツ人女性、60歳過ぎのパワフルおばあちゃん、孫の面倒見まくり、もともと小学校の先生だったらしい、英語が堪能で字が丁寧、めっちゃおしゃれ、いつもスカーフ巻いてる、マスカラを塗っていてしかもそのマスカラがすごいいい感じでどこのか気になる、先生より年上なので若干先生も気をつかっている様子だが自分からフランクに話にいったりクラスの誰よりもアクティブに授業に参加したりして本物の「大人の女性」を感じる、ソーセージ好きそう)
  • Yさん(日本人女性、少し年上、おそらく夫どうしは同じ会社、3年滞在予定の2年目で男の子が2人いる、めっちゃ美人、白のニット似合う、驚きの肌ツヤと化粧ノリ、週に3~4回自宅でヨガをしているらしい、そりゃ綺麗やわ)

という感じ。日本人が私以外に1人いますが、たぶんこれは少ない方。だいぶインターナショナル。特にスペイン語圏の人やロシア語圏の人とはなかなか日本で接点がないので新鮮。そしてみんな女性なのが最高。一番気に入っているポイント。たのしい。苦手なスピーキングもただの井戸端会議なので苦じゃないし、夫の自慢話や愚痴話が一番盛り上がる。この辺の話題への興味は世界共通なのだなと感じます。

 

またなんか面白い出来事があれば更新します。

今週もがんばっていきましょう。