棚からまるがお

ぼたもちよりは役に立ちます in ブリュッセル

マンネリ化防止の救世主・サルサソース

インスタから飛んできてくださっている方も多いようなので、すでにばれていると思いますが、ベルギーに来て以来、味のパターンが限られていてとても困っています。

  • 塩コショウとハーブ
  • トマトソース
  • トマトクリームソース
  • ホワイトソース
  • ブイヨン(コンソメ系)

いまのところこのくらい。トマトソースをトマトクリームソースを分ける不正を犯しても5パターン。私の場合は昼食で適宜調節(フルーツだけ、パンだけなど)できますが、夫くんの場合職場の食堂でも似たようなローテーションのようで、下手すると昼も夜もトマトソースという悲劇が起こってしまうのです。

料理本を立ち読みしていても、トマトソースのパスタで1ページ、トマトソースのピザで1ページ。トマトソースのラザニアで1ページ、、、いやいや全部味一緒やがな。フランスの家庭料理の本もあるはあるのですが、昆虫大図鑑のような大きさと値段でとても手が出ません。かといって日本食を作るには材料が手に入らなさすぎるので(豆腐など)、ヨーロッパにこだわらずさらなる異国料理を探求する方向で考えた結果(多民族国家ということもあってか各種スパイスは手に入る)、そういえばフォローしているインスタグラマーの方がサルサソースを多用していたことを思い出しました。日本からベルギーに移住し、メキシコ料理を作る。ノーボーダー。

 

 

白身魚のムニエルにかけてみました。お気づきの方もいるかもしれませんが、パセリの大量消費に成功しています。マンネリ打破とパセリ消費の一石二鳥。ありがとうございます。なんとなく色合いを考えて紫たまねぎにしてますが、たぶん普通のたまねぎでもOK。この辺の具を刻んで刻んで調味料とあわせました。

  • 塩コショウ
  • レモン汁
  • オリーブオイル
  • タバスコ(みじんぎりの青唐辛子でも)

夜ご飯だけならすりおろしたにんにくもよいみたいです。私は作り置きして昼にも食べたかったので入れてません。量はお好み、ノリで大丈夫です。個人的にはこの順番で入れいていくと失敗はないかなと思います。調味料をあわせたあと、最低10分くらい置くと、玉ねぎから水分が出たりして味がなじみました。

さっぱりスパイシーでおいしかったです。こういう味がなかなかこちらでは(自分で生み出すかメキシコ料理店に行かない限り)出会えないので、新鮮でうれしい。

 

ちなみに白身魚の名前は「FILET DE CABILLAUD」フィレドゥキャビラウド、検索したら鱈という意味でした。二人前で5.5ユーロ、700円くらい。そんなに安くはないですが、こちらで売ってる魚の中ではこれでも安い方です。

魚の付け合わせのインゲン豆とにんじんは、特に味付けはなく、オリーブオイルで素揚げしただけです(少し多めの油で魚を焼いてます)。どちらも味が濃厚でめちゃくちゃおいしい。夫くんも絶賛なのですが、ジュースとか加工品を除いて「にんじん」をおいしいと思ったのは人生で初めてかもしれません。

 

使いかけですが、こんな感じで1キロ1ユーロくらいで売ってます。爆安。このリレーバトンみたいなにんじんが主流みたいです。加熱すると甘くなっておいしい。

 

とりとめない料理談義ですみません。男性の人楽しくないと思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。