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ムール貝の白ワイン蒸しを作って食べました(レシピつき)

ベルギーに来たからにはムール貝でしょ!といわれるくらい、市街地にはムール貝を出すお店がたくさんあります。でも有名なお店は観光客でにぎわっていたり、ジャケットが必要だったり何かと面倒。高校時代フランスにホームステイしていたときマダムが作ってくれたので、家で作れることは知ってました。

 

というわけでチャレンジしてみたのですが、結論からいうとめちゃくちゃおいしかったです。ぺろりでした。今はただただおなかを壊さないことだけを祈っています。もともと貝が大好きなので、こんなところでおなかを壊して嫌な思い出を作るなんてまっぴら。

 

まずはムール貝。以下すべてカルフールで調達しました。

どーーーーーん。2kgあります。粒の大きさはSUPERという中くらいのサイズ。60から70くらい入ってる。ちなみにこれより大きいサイズがJUMBOで、同じ大きさの容器に40から50くらい入ってる様子でした。価格は、SUPERが4ユーロ、JUMBOが8ユーロ。とりあえず今回は入門編ということで、SUPERを選びました。が、地元の人でこだわる人や、そんなに数はいらない人(パエリアとかかな)はJUMBOを選ぶみたいです。

で、このムール貝ですが、下ごしらえが少々面倒。水につけるとかは必要ないのですが、表面の汚れを落として、貝が吐き出しているヒモ状の汚れを引きちぎるという作業がいるようです。

 

そこで登場するのがこちら。

お掃除たわし。お掃除道具コーナーにあるやつを買ってきました。

これで貝をこすって汚れを落とすそうです。ひとつひとつ、約60個。こすってこすってこすりました。30分くらいかかったかな。無心。そんな汚くないだろと思ってましたが、10個くらいこすると白いブラシが茶色く染まるくらいには汚れてました。びっくり。中には貝が割れてたり、明らかにおいしくなさそうな色をしてるやつが5個くらい混じってたのでこの時点で取り除きました。

 

そしていよいよ白ワインで蒸していきます。白ワインはこちらを使用。

ルクセンブルグの白ワイン。5ユーロくらいの安いやつです。

左側がフランス語表記ですが、le plus secが辛口という意味、その下のナイフとフォークのマークのところにMOULES(ムール貝)と書いてあります。白ワインを料理に使う際の選び方として、辛口を選んどくと間違いないみたいです。あとはワインによってお肉とか魚とか書いてあったりします。白ワインの中にはフルーティなやつとかもあったりしますが、甘口のやつは料理には向かないと思うので要注意。

 

具体的な調理の写真は割愛しますが、記録もかねてまとめておきます。

ムール貝の白ワイン蒸し

ムール貝2kg、にんにく3~4かけ、バター30g、白ワイン400cc、パセリ適量

ムール貝をたわしでこすって汚れを落とし、ヒモが出ていればちぎる。

②パセリを細かく刻む。にんにくはスライスしておく。

③鍋にバターを溶かしてにんにくを炒める。強火。

④にんにくの香りがたってきたらムール貝を入れて、白ワインを加えてふたをする。

⑤ぐつぐつと煮立ってきたら、一度ふたをあけて上下をかえし、もう一度ふたをして強火で5分蒸す。

⑥5分たったら、パセリを散らして、適宜塩もしくは胡椒で味を調える。

 

完成!

結構な量に見えますが、なんとびっくり2人でぺろり、あっという間でした。

カルフールムール貝、しかも小さいほうのサイズでしたが満足感は十分。お客さんがきたときやほかの料理があるときは大きいほうのサイズにすればちょうどいいんじゃないかと思います。何より絵力がある。最強。

 

あ、残った煮汁は明日パスタにしようと思います!!!!!!!!(興奮)