棚からまるがお

ぼたもちよりは役に立ちます in ブリュッセル

続・Kindle導入のお知らせ

 

 

今週のお題今年買ってよかったもの

 

 

先日ついにKindleを買ってしまった話を書きました。

 

 

yukitaaan.hatenablog.com

 

 

導入から2日が経ちましたので、使用感をお知らせします。

 

 

報告にはあまりにも早すぎかもしれませんが、

買ってすぐ抱いた印象ってその後も残るものだと思うので。

 

 

 

この2日間で読んだ本

 

以下の2冊。どちらも話題作とあって安定のおもしろさでした。

Kindleの使用感を確かめるために、あえて内容のおもしろさが保障された本を選びました)

 

 深爪著「深爪式 声に出して読めない53の話」

 

 村田沙耶香コンビニ人間

コンビニ人間

コンビニ人間

 

 

それぞれの本についてはまたおいおい書きます。

ブクログ(これも始めたばっかり)で軽くレビューは書いてます。ほんとに軽く。

 

 

使用感①本当にどこでも読める

 

「なんだよそんなことわかってるよ」って感じだと思いますが、本当にどこでも読めます。これが一番最初に感じたことです。

 

まず軽い。左手でひょい。「左手でもてるのか・・?」と不安に思ってましたが、いまのところ特に重いと感じることもないし、持ちにくさもないです。

 

 

そしてめくりやすい。ページめくりのときの動きについてです。勝手な想像で、もっともったりした動きなんだと思ってました。

 

実際は本当に軽くタッチするだけでページが切り替わります。画面も、想像よりずっと軽やかです。ちょんっ、とタッチして、しゅわしゅわっと切り替わります。

 

 

最後に、意外と画面が明るい。これは個々が想定する明るさがあると思うので、賛否分かれると思います。私は思ってたよりも明るかったです。普通の単行本の紙くらい。目が疲れないしちょうどいいと感じます。

 

バックライトつきの上位機種と悩みましたが、

 

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

 

 

私はこちらの普通のKindleで十分でした。

 

 

というわけで、重さ(大きさ)・操作性・明るさともによい感じで、どこでも読めます(何回言うんだ)

特に、電車で立ちながら片手で読めるのは嬉しい。

 

 

使用感②字の大きさが変えられるって画期的

 

最初に言っておきますが、

 

これは分かってもらえる人がごく一部地域に限られると思います。

でもすごく画期的!!!!!!!!

 

 

何をそんなハイテンションで、と思ったでしょ。

 

私も「へえ~、まあそりゃそんなこともできるわな」くらいに思ってたのですが、いざ体験すると「なんとすばらしい機能!」と感動しました(笑)

 

 

以下、その理由。

どこでも読書派の人間は、本を読む姿勢ってまちまちです。

 

電車で座って読む、電車で立って読む、家の椅子で読む、寝転がって読む、机のある席で読む、お風呂につかりながら読む・・・・

 

姿勢が違えば、本との距離も変わってきます。

いつでも正しい姿勢で読めればそれに越したことはないのですが、必ずしもちょうどよい距離に本が置けるとは限らないのです。

 

そんなとき、この機能が役に立ちます。

 

 

私の場合、椅子に座って正しい姿勢で読むときは、やや小さめ(Kindleの字の大きさでいうと2)、電車で読むときやお風呂で読むとき、すなわち思うようなポジションに本をもってこれないときは、普通くらい(Kindleだと3)がちょうどよいことがわかりました。

 

特に半身浴するときはめがねをはずすので(曇る)、少し視力が落ちます。なので本の文字を大きくできると本当に助かります。

 

また老眼の父から聞いた話ですが、老眼鏡がなければ、電車の中で文庫本を読むときも、本とかなり距離をとらないと見えないそうです。

 

Amazonのレビューにも同じことを書いてらっしゃる方がいますが、まさにそんな方にも使って欲しいと思います。

あと子供とか。

 

 

使用感③なぜか読書が進む

 

 これは理由がわかりません。

なんかこう、ちょんちょんちょんちょんしながらページをめくって、サクサクサクサク読める感覚があります。

 

(紙の本の)読書における醍醐味だと思っていた、「ページをめくる」という動作が、こんなにも読書スピードを妨げるものだったのかと感じます。

個人的な意見ですが、多読という観点でみると、圧倒的に電子書籍のほうが勝ります。

 

ただ、そのめくる動作自体が持つ不思議な効果というか、味というか、そういったところは当然皆無なわけで、難しいところです。

 

娯楽小説とか、ビジネス本とか、どわーーーっと読み進めたいものは電子書籍

 

自分の好きな作家の本とか、何度も読み返しながら読み進めたい評論とか学術書とか、装丁を撫で回しながら読みたい本とかは紙の本。

 

みたいな区別になっていくのでしょうか・・・。 

 

 

 

取り急ぎ使用しての感想を3つ書きましたが、長くなりましたので、とりあえず今回はここまでにします。

次回は私が感じたデメリットにも触れようと思います。