続・Kindle導入のお知らせ
先日ついにKindleを買ってしまった話を書きました。
導入から2日が経ちましたので、使用感をお知らせします。
報告にはあまりにも早すぎかもしれませんが、
買ってすぐ抱いた印象ってその後も残るものだと思うので。
この2日間で読んだ本
以下の2冊。どちらも話題作とあって安定のおもしろさでした。
(Kindleの使用感を確かめるために、あえて内容のおもしろさが保障された本を選びました)
深爪著「深爪式 声に出して読めない53の話」
深爪式 声に出して読めない53の話【電子書籍版】 (eロマンス新書)
- 作者: 深爪
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレインDMG
- 発売日: 2016/11/02
- メディア: Kindle版
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それぞれの本についてはまたおいおい書きます。
ブクログ(これも始めたばっかり)で軽くレビューは書いてます。ほんとに軽く。
使用感①本当にどこでも読める
「なんだよそんなことわかってるよ」って感じだと思いますが、本当にどこでも読めます。これが一番最初に感じたことです。
まず軽い。左手でひょい。「左手でもてるのか・・?」と不安に思ってましたが、いまのところ特に重いと感じることもないし、持ちにくさもないです。
そしてめくりやすい。ページめくりのときの動きについてです。勝手な想像で、もっともったりした動きなんだと思ってました。
実際は本当に軽くタッチするだけでページが切り替わります。画面も、想像よりずっと軽やかです。ちょんっ、とタッチして、しゅわしゅわっと切り替わります。
最後に、意外と画面が明るい。これは個々が想定する明るさがあると思うので、賛否分かれると思います。私は思ってたよりも明るかったです。普通の単行本の紙くらい。目が疲れないしちょうどいいと感じます。
バックライトつきの上位機種と悩みましたが、
私はこちらの普通のKindleで十分でした。
Kindle (Newモデル) Wi-Fi、ブラック、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダー
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: エレクトロニクス
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というわけで、重さ(大きさ)・操作性・明るさともによい感じで、どこでも読めます(何回言うんだ)
特に、電車で立ちながら片手で読めるのは嬉しい。
使用感②字の大きさが変えられるって画期的
最初に言っておきますが、
これは分かってもらえる人がごく一部地域に限られると思います。
でもすごく画期的!!!!!!!!
何をそんなハイテンションで、と思ったでしょ。
私も「へえ~、まあそりゃそんなこともできるわな」くらいに思ってたのですが、いざ体験すると「なんとすばらしい機能!」と感動しました(笑)
以下、その理由。
どこでも読書派の人間は、本を読む姿勢ってまちまちです。
電車で座って読む、電車で立って読む、家の椅子で読む、寝転がって読む、机のある席で読む、お風呂につかりながら読む・・・・
姿勢が違えば、本との距離も変わってきます。
いつでも正しい姿勢で読めればそれに越したことはないのですが、必ずしもちょうどよい距離に本が置けるとは限らないのです。
そんなとき、この機能が役に立ちます。
私の場合、椅子に座って正しい姿勢で読むときは、やや小さめ(Kindleの字の大きさでいうと2)、電車で読むときやお風呂で読むとき、すなわち思うようなポジションに本をもってこれないときは、普通くらい(Kindleだと3)がちょうどよいことがわかりました。
特に半身浴するときはめがねをはずすので(曇る)、少し視力が落ちます。なので本の文字を大きくできると本当に助かります。
また老眼の父から聞いた話ですが、老眼鏡がなければ、電車の中で文庫本を読むときも、本とかなり距離をとらないと見えないそうです。
Amazonのレビューにも同じことを書いてらっしゃる方がいますが、まさにそんな方にも使って欲しいと思います。
あと子供とか。
使用感③なぜか読書が進む
これは理由がわかりません。
なんかこう、ちょんちょんちょんちょんしながらページをめくって、サクサクサクサク読める感覚があります。
(紙の本の)読書における醍醐味だと思っていた、「ページをめくる」という動作が、こんなにも読書スピードを妨げるものだったのかと感じます。
個人的な意見ですが、多読という観点でみると、圧倒的に電子書籍のほうが勝ります。
ただ、そのめくる動作自体が持つ不思議な効果というか、味というか、そういったところは当然皆無なわけで、難しいところです。
娯楽小説とか、ビジネス本とか、どわーーーっと読み進めたいものは電子書籍、
自分の好きな作家の本とか、何度も読み返しながら読み進めたい評論とか学術書とか、装丁を撫で回しながら読みたい本とかは紙の本。
みたいな区別になっていくのでしょうか・・・。
取り急ぎ使用しての感想を3つ書きましたが、長くなりましたので、とりあえず今回はここまでにします。
次回は私が感じたデメリットにも触れようと思います。